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繊維の種類を分析できる検査機関

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この記事で分かること
  • 繊維の種類・混用率を特定する試験について
  • 試験依頼ができる検査機関

繊維の種類の分析について

繊維の分析(繊維鑑別試験・混用率試験)の代表的なものに下記の試験があります。

  • 繊維鑑別試験(JIS L 1030-1)
  • 繊維混用率試験(JIS L 1030-2)

繊維鑑別試験の基本的な考え方

繊維鑑別試験は、繊維の種類を特定する試験です。繊維はその種類によって異なる性質(外観、燃焼性、薬品に対する挙動など)を持ちます。試験により、その繊維の特徴的な性質を確認することで繊維の種類を特定します。

繊維混用率試験の基本的な考え方

繊維混用率試験は、繊維鑑別試験によって特定された繊維が、使用されている繊維のうち何%を占めるかを特定する試験です。例えば、使用されている繊維が1種類であれば繊維混用率は100%ですが、2種類以上存在するのであれば、それぞれの繊維が何%ずつ含まれているのかを特定します。基本的に「解じょ法」「溶解法」「顕微鏡法」のいずれかによって繊維混用率が算出されます。

おすすめの検査機関一覧

(一財)カケンテストセンター

試験の可否
繊維鑑別試験(JIS L 1030-1)
繊維混用率試験(JIS L 1030-2)
  • 繊維製品試験、検査の大手◎
  • 獣毛の動物種鑑別も可能◎
  • 話題のマイクロプラスチックに関する試験も可能!
  • ISO 9001取得機関
  • JNLAまたはISO/IEC17025認定機関

(一財)カケンテストセンターホームページ(外部サイトへリンクします)

(一財)ボーケン品質評価機構

試験の可否
繊維鑑別試験(JIS L 1030-1)
繊維混用率試験(JIS L 1030-2)
  • 繊維製品試験、検査の大手◎
  • 獣毛の動物種鑑別も可能◎
  • ISO 9001取得機関
  • JNLAまたはISO/IEC17025認定機関

中国人スタッフに誤解なく伝えるのが一番難しい・・・

そんな方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!

(一財)ニッセンケン品質評価センター

試験の可否
繊維鑑別試験(JIS L 1030-1)
繊維混用率試験(JIS L 1030-2)
  • エコテックス認証機関◎
  • JNLAまたはISO/IEC17025認定機関

一般財団法人 ニッセンケン品質評価センターホームページ(外部サイトへリンクします)

(一財)日本繊維製品品質技術センター

試験の可否
繊維鑑別試験(JIS L 1030-1)
繊維混用率試験(JIS L 1030-2)
  • IDFB認定試験機関
  • ISO 9001取得機関
  • JNLAまたはISO/IEC17025認定機関

最後に

今回は、繊維の分析(繊維鑑別試験・混用率試験)が可能な検査機関をご紹介しました。

気になる検査機関が見つかったら、早速問い合わせてみましょう!

他にもこんなこと知りたいよ~ってことがあれば教えてください!

本日もお仕事お疲れ様です!

試験・検査機関の選び方はこちらの記事で解説しています!

迷っている方は参考にどうぞ!

依頼時に知っておくと試験・検査機関の方とのやり取りが少し楽になるかも!?

試験・検査依頼をスムーズに完結させたい方はこちらの記事を参考にどうぞ!

プロフィール
この記事を書いた人
あたろう

某国立大学院(理系)を修了後、検査機関の職員として勤務。
ニッチで閉鎖的な業界ということもあり、ネット上に情報が少なく不便に感じる。
業界内の人間がそうなのだから、依頼者側からしたら、より分からないことが多いのでは?と考える。
それならば、「自分が調べて学んだ知識」や「調べ方」などのお役立ち情報を提供しようと当サイトを立ち上げる。
当サイトのテーマは「商品テスト(試験、検査)の攻略サイト」である。

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