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EN規格を閲覧する方法

規格・基準を知る
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品質管理、検査依頼だけに限らず企業活動をする中で頻出するEN規格。

皆様は、EN規格の中身を見たことはあるでしょうか?

もしくは調べ方を知っているでしょうか?

(知らないよ・・・)

という、そこのあなた!

この記事では、EN規格の閲覧方法をご紹介しますので参考にしてください!

EN規格とは

EN規格について「リサーチ・ナビ」では以下のように説明しています。

EN規格は、欧州30か国で構成されるCEN(欧州標準化委員会)やCENELEC(欧州電気標準化委員会)、ESTI(欧州通信規格協会)が発行する、欧州の統一規格です。加盟各国は、EN規格を自国の国家規格として採用することが義務付けられています。CEN規格(CEN/CENELEC規格)や欧州規格と呼ばれることもあります。

出典:リサーチ・ナビ(https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/kansai-kan/post_400383)

EN規格は欧州規格と呼ばれますが、その影響は欧州内にとどまらず世界中で認知され、利用されています。

海外向けのビジネスを考えているのであれば、必ず押さえておくべき規格です。

関係者はEN規格(原文)を必要な時にチェックできるように準備しておくことをおすすめします。

ちなみに「EN」は「いーえぬ」と読みます。

中国人スタッフに誤解なく伝えるのが一番難しい・・・

そんな方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!

EN規格の閲覧方法

EN規格の代表的な閲覧方法を以下に示します。

  • ETSIウェブサイトで無料閲覧
  • 国立国会図書館で閲覧
  • 日本規格協会本部で閲覧
  • 日本規格協会(JSA Webdesk)で購入
  • JSAライブラリサーバで閲覧

ETSIウェブサイトで無料閲覧

ETSIウェブサイトで無料閲覧する方法には以下の特長があります。

  • 無料で閲覧が可能(ただし、ETSIが制定する規格のみ)
  • PDF版のダウンロードが可能
  • 英語のサイトなのでハードルが高い

詳しくはETSIウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。

ETSIウェブサイト内の「STANDARDS」タブをクリックすると「Search & Browse Standards」のページに遷移しますので、「検索窓」で規格番号やキーワードを検索し、目的の規格が見つかったらダウンロードします。

登録なども不要です。

なお、残念ながらCEN、CENELECのウェブサイトからは閲覧できませんでした。

国立国会図書館で閲覧

国立国会図書館で閲覧する方法には以下の特長があります。

  • 無料で閲覧が可能(BS*/DIN*)
  • 各規格の半分まで複写が可能(有料)
  • 貸出不可
  • 現地まで出向く必要がある

詳しくは国立国会図書館ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。

*BS EN:英国国家規格/DIN EN:ドイツ国家規格

日本規格協会本部で閲覧

日本規格協会本部で閲覧する方法には以下の特長があります。

  • 無料で閲覧が可能(BS)
  • 貸出不可
  • 複写不可
  • 現地まで出向く必要がある

詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。

日本規格協会(JSA Webdesk)で購入(BS)

日本規格協会(JSA Webdesk)で購入し、閲覧する方法には以下の特長があります。

  • 規格票を手元に置いておくことが可能
  • PDF版もある(冊子のみのものもあります)
  • 邦訳版もあり(邦訳版がないものもあります)
  • 有料

詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。

JSAライブラリサーバで閲覧(BS)

JSAライブラリサーバで閲覧する方法には以下の特長があります。

  • PDF版でかさばらない
  • 印刷可能(ただし、ルールがあります)
  • 常に最新の規格を確認できる
  • 邦訳版も閲覧可能(一部のみ)
  • 有料(年間契約)

詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。

まとめ

  • EN規格を必要な時にチェックできるように準備しておくと良い
  • EN規格の閲覧方法は数種類ある
  • ETSIが制定する規格のみウェブ上で無料閲覧が可能
  • その他を無料閲覧するためには現地に出向かなければならない
  • ETSIが制定する規格以外でも、購入した場合はPDFで保管することができる

基本的には購入をおすすめします!

プロフィール
この記事を書いた人
あたろう

某国立大学院(理系)を修了後、検査機関の職員として勤務。
ニッチで閉鎖的な業界ということもあり、ネット上に情報が少なく不便に感じる。
業界内の人間がそうなのだから、依頼者側からしたら、より分からないことが多いのでは?と考える。
それならば、「自分が調べて学んだ知識」や「調べ方」などのお役立ち情報を提供しようと当サイトを立ち上げる。
当サイトのテーマは「商品テスト(試験、検査)の攻略サイト」である。

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