感覚の評価が可能な検査機関

本記事では、「食感」や「風合い」などの感覚を評価できる検査機関を紹介します。

感覚の評価について

感覚を評価する試験の代表的なものに下記があります。

KES

KESとは、Kawabata Evaluation Systemの略で、布の低荷重域での基本的な力学的特性と表面特性を測定することで、風合いを評価するシステムです。

引張特性、曲げ特性、せん断特性、圧縮特性、表面特性から布の風合いを評価します。

テクスチャープロファイルアナリシス

食品の力学的特性から食感を評価する手法です。

かたさ、付着性、もろさ、凝集性、弾力性、ガム性、咀嚼性などから食感を評価します。

動的粘弾性測定

ざっくり言うと、物体の粘性と弾性を複合的に考えることで、液状寄りなのか固形状寄りなのかを評価するものです。これにより、歯ごたえやのど越しなどの食感評価を行うことができます。

おすすめの検査機関一覧

（一財）日本食品分析センター

	試験の可否
テクスチャープロファイルアナリシス	○

（一財）化学物質評価研究機構

	試験の可否
動的粘弾性測定	○

（一財）ケケン試験認証センター

	試験の可否
KES	○

（一財）ケケン試験認証センターホームページ（外部サイトへリンクします）

（一財）カケンテストセンター

	試験の可否
KES	○

（一財）カケンテストセンターホームページ（外部サイトへリンクします）

最後に

今回は、「食感」や「風合い」などの感覚を測定する試験と、実施可能な検査機関をご紹介しました。

気になる試験や検査機関が見つかったら、早速問い合わせしてみましょう！

他にもこんなこと知りたいよ～ってことがあれば教えてください！