品質管理、検査依頼だけに限らず企業活動をする中で頻出するISO規格。
皆様は、ISO規格の中身を見たことはあるでしょうか?
もしくは調べ方を知っているでしょうか?
(知らないよ・・・)
という、そこのあなた!
この記事では、ISO規格の閲覧方法をご紹介しますので参考にしてください!
ISO規格とは
ISO規格について「リサーチ・ナビ」では以下のように説明しています。
ISO規格は、国際標準化機構(ISO: International Organization for Standardization)が制定する国際規格です。ISOは各国の代表的な標準化機関によって組織される非政府間国際機関で、電気・電子分野および電気通信分野を除く全ての産業分野について、国際的な標準化を行っています。
出典:リサーチ・ナビ(https://rnavi.ndl.go.jp/jp/patents/theme_honbun_400353.html)
ISOは国際規格というだけあって、世界中で通用します。最近では日本の業界基準などでもISO規格が引用されることが増えてきました。
また、海外に本社をもつ企業を相手にする際は、JISでは通用しないこともあります。
それだけに、必要な時にはISO規格をチェックできるように準備しておくことをおすすめします。
ちなみに「ISO」は「あいえすおー」と読みます。たまに「いそ」と読んでる方もいますが、少数派だと思います。
中国人スタッフに誤解なく伝えるのが一番難しい・・・
そんな方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!
ISO規格の閲覧方法
ISO規格の代表的な閲覧方法を以下に示します。
- ISO Storeで購入・無料閲覧(一部)
- 国立国会図書館で閲覧
- 日本規格協会本部で閲覧
- 日本規格協会(JSA Webdesk)で購入
- JSAライブラリサーバで閲覧
ISO Storeで購入・無料閲覧(一部)
ISO Storeで購入・無料閲覧(一部)する方法には以下の特長があります。
- 無料で閲覧が可能(全文は閲覧できません)
- オンラインで購入が可能(有料)
- 英語のサイトなのでハードルが高い
詳しくはISO Store(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。
ISO Store内の「OBP(Online Browsing Platform)」で規格の一部を無料閲覧できます。
登録なども不要です。
無料閲覧可能な部分を見てから購入をするか決めてもいいと思います!
国立国会図書館で閲覧
国立国会図書館で閲覧する方法には以下の特長があります。
- 無料で閲覧が可能
- 各規格の半分まで複写が可能(有料)
- 貸出不可
- 現地まで出向く必要がある
詳しくは国立国会図書館ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。
日本規格協会本部で閲覧
日本規格協会本部で閲覧する方法には以下の特長があります。
- 無料で閲覧が可能
- 貸出不可
- 複写不可
- 現地まで出向く必要がある
詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。
日本規格協会(JSA Webdesk)で購入
日本規格協会(JSA Webdesk)で購入し、閲覧する方法には以下の特長があります。
- 規格票を手元に置いておくことが可能
- PDF版もある(冊子のみのものもあります)
- 有料
詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。
JSAライブラリサーバで閲覧
JSAライブラリサーバで閲覧する方法には以下の特長があります。
- PDF版でかさばらない
- 印刷可能(ただし、ルールがあります)
- 常に最新の規格を確認できる
- 邦訳版も閲覧可能(一部のみ)
- 有料(年間契約)
詳しくは日本規格協会ウェブサイト(外部サイトへリンクします。)をご確認ください。
まとめ
- ISO規格を必要な時にチェックできるように準備しておくと良い
- ISO規格の閲覧方法は数種類ある
- 無料で閲覧するためには現地に出向かなければならず、複写もできない
- 有料の場合はPDFで保管することができる
基本的には購入をおすすめします!
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